こんにちは、保育士の小林です。
皆さんは、保育士が保育園以外でも働いていることはご存知でしょうか。
今回は、保育士の働き方について、「保育園以外の職場」をいくつかご紹介します。
一般企業で働く
企業内保育室
最近では企業内に社員のお子さんを預かる保育ルームを社内に併設しているところも増えてきました。
また、一般企業以外にも、看護師や女医さんのための保育ルームを併設している病院もあります(院内保育所)。
職場で子どもを預けることができるなら、保護者も安心して働くことができ、お子さんの体調不良等の時にはすぐ対応できますよね。
保護者の自宅で働く
居宅訪問保育
個別のケアが必要な場合や、施設がなくなった地域で保育を維持する必要がある場合などに、保護者の自宅で1対1で保育を行います。
保護者の自宅であることから、細かい約束ごとを決めて働くことが必要になりますが、1対1で保育するため、目が届きやすく、じっくり関わることができます。
病児保育
お子さんが体調不良で保育園に預けられない…。
そんなときには、自宅で行う「訪問型保育」があります。
訪問型は保育士が直接家庭に伺い、お子さんのケアをするサービスです。
病気のお子さんであるため、健常児より一層の配慮やケアも必要になってきますが、保育士にとっては時給も高めで、毎日ではなくても働くことができるというメリットがあります
保育士の自宅で働く
在宅保育
最後にご紹介するのは、保育士の自宅で保育を行う「保育ママ」です。
家庭的な雰囲気のもとで少人数(定員5人以下)を対象にきめ細かな保育を行います。
保育ママとして開業するためには、自治体の認定を受けるための条件があり、資格の有無や年齢など細かく決められているもあり、保育スペースの確保や準備、役所に提出する書類の作成、研修に参加など、諸手続きが必要ですが、目が届く範囲で適正に余裕のある保育をしていくことができます。
以上が、保育園以外の働き方の例になります。
実は保育士の活躍の場というのは、たくさんあるのです。
保育士は忙しく大変ですが、やはり子どもが好きということは変わらないと思うので、多様な働き方があるなかから、自分に合った働き方を考え、選び、保育士資格を活かせたらいいですね。