あなたのモチベーションはどこから? ~目標設定と生産性の向上~
- 2019/2/8
- 働き方改革
モチベーションが上がりません、という意見を耳にする機会があります。
そもそも、モチベーションとは一体、何でしょうか。
モチベーションは何のために必要なのでしょうか。
私自身が経験を通して感じる、モチベーションについてのお話しと、目標設定と生産性の繋がりをご紹介したいと思います。
モチベーションとは
モチベーションとは、「動機付け」「刺激・やる気」のことです。
やるべきことややりたいことを「やるぞ」と決めるときのきっかけとなる要素、行動を起こすときのきっかけとなる部分のことを指します。
では、なぜモチベーションが下がる、上がるという現象が起こるのでしょう。
たとえば、どこに向かっているのかわからない、ゴールのないマラソンのような状況を想像してみてください。
「ゴールはないけど、走ろう」と言われて、頑張ろうと思えるでしょうか。
目標設定が不明確で定まっていないとき、私は特に「やる気」が起きません。
モチベーションの向上は、目標設定と強いつながりがあります。
そしてさらに言えば、目標設定が明確であれば、モチベーションが上がり、生産性の向上につながります。
目標設定と生産性のつながり
どんな仕事においても、明確な目標設定が大切だと私は考えます。
ゴールを決めているから「走ろう」とモチベーションが上がる。
そして、いかに1秒でも早く走りきるか、と考え工夫することが、生産性の向上につながります。
だからこそ、「ただ走ること」が目標ではなく、「ゴールまで走りきる」という目標を掲げて、初めて動くことができるのです。
常に順番は「目標設定」から。どうなりたいか、何を達成したいか、実現したいか。
その考えから、行動計画が出、それを実行し、改善を繰り返す。
これにより目標達成を目指すことが大切です。
目標設定がモチベーション向上のカギ
もし、モチベーションが上がらないなら、まずは目標設定を見直してみましょう。
数字で測ると、よりわかりやすく、明確です。
現状と目標のギャップを明確にすれば、その差を埋めるために何をすればよいかメンバーと共有もスムーズになります。
ビジネスにおいてももちろんそうですが、この目標設定が上手にできるようになると、健康面においても効果を発揮します。
たとえば、メタボと診断されたとします。
すると、ほとんどの人は、「まずは痩せよう」と思います。
しかし、そのようなふわっとした決意では、意外と痩せていくのは難しいものです。
前述の通りきちんと目標を立てるのであれば、いつまでに、どのくらいまで痩せたいのか、決める必要があります。
目的を「メタボリックシンドロームではなくなること」とし、目標を「80kgから60kgに6ヶ月で減量する!」に設定します。
そこから、毎日の食事や運動量を計算し、決めた通りの計画を毎日、もしくは1週間単位と、1ヶ月の目標、長期的目標などを決めていきます。
もし、これが自分で考えることが面倒だということでしたら、医師や保健師と相談したり、ジムに通って、トレーナーと相談するのもいいかもしれません。
そのようにして目標を決めて達成した時は大きな喜びもあるものです。
目的がないと、人は動きません。
きっかけや目的意識をもって目標設定をすることで、ゲーム感覚で健康を維持することができるようになるかもしれません。
モチベーションの秘訣は、的確な「目的」と「目標設定」です。
ぜひ、試してみてください。