自己紹介をほんの少しレベルアップする方法
- 2017/4/26
- 認知行動療法
初対面は、誰しも少なからず緊張するものです。
「相手のキャラクターがわからない」「何を話して良いかわからない」といった不安が入り乱れ、結果的に緊張して余計に上手く話せなくなる人も多いでしょう。
しかし、現実的には、初対面でつまづくと損をする場面もあり、場合によっては、長期的なお付き合いの可能性をふいにする可能性もないとはいえません。
自己紹介は上手くなる
基本的なことですが、やはり自己紹介が肝となるでしょう。
しかし、自己紹介で話すことは、大抵決まっています。
・ 名前
・ 出身地
・ 出身校
・ 趣味
このあたりは、練習次第で何とかなるでしょう。
「~で話題になった有名な○○市。ではなく、その隣の村の出身です」など少しの肉付けをすることで、その後の会話の糸口となります。
この時、「自分を良くみせよう」として力を入れすぎないようにしましょう。
初対面で自分を印象づけるために、「すごい人」と思ってもらおうと、背伸びをしすぎないようにしましょう。
後から「本人が言っているほどじゃなかった」なんて評価を下げられるほうが、その後の交流に響くかもしれませんよ。
事実であっても、実績はほどほどに。
アピールのし過ぎは、「自慢話の好きな人」と誤解されかねません。
好印象な話題とは
印象を良くするには、「共通項探し」。
人は、共通点が多い、または、似たような環境下だとわかると、相手に親しみを感じやすくなります。
また、輝かしい数々の実績よりも「あと一歩の所で残念だった話」「想像を超えた失敗談」など、日常的な、身近な話題の方が相手も会話に入り込みやすいと言えるでしょう。
大切なのは、「自分の話をいかに聞かせるか」よりも「相手が興味を持ってくれる話題の提供」です。
会話はキャッチボールであり、キャッチしてくれる人がいて初めて成り立ちます。
他の人が話している時は、興味をもって話に参加する姿勢も大切です。
「話題の中心」であることと「独演会」とは違うということを、頭の片隅に置いておきましょう。
緊張しがちな人の共通点
緊張しがちな人の共通点は、「うまく話さなければならない」という、「~べき思考」であるということです。
・ 失敗してはならない
・ 上手く伝えなければならない
・ 印象付けないといけない
自分を知ってもらおうと意気込むと、さらなる緊張を高めます。
「~べき思考」は捨てて、失敗しても大丈夫と、リラックスして臨みましょう。
相手に対しての開放する口が広ければ、人間関係の幅も広がります。
新社会人の方は、「初めまして」の場面で最大の武器である「笑顔」を添えて、リラックスした心持ちで自己紹介をしてみてください。