厚生労働省では9月1日から、労働災害防止に向けた企業の取組み事例を募集・公開し、
国民からの投票により優良事例を選ぶ平成28年度「『見える』安全活動コンクール」を実施しています。
コンクール実施の目的
平成27年の労働災害の発生状況として、死亡災害、休業4日以上の死傷災害の発生件数がいずれも前年を下回り、
特に死亡災害の発生件数は、統計を取り始めて以来、初めて1,000人を下回りました。
しかし、休業4日以上の死傷災害は、一部の業種において増加傾向にあるなど、十分な減少傾向にあるとはいえない現状にあります。
こうした状況の中、厚生労働省では、安全活動に熱心に取り組んでいる企業が国民や取引先から注目される運動(「あんぜんプロジェクト」)を積極的に展開しています。
その一環として、企業・事業場における安全活動の活性化を図るため、「見える」安全活動コンクールを開催します。
コンクールの概要
このコンクールでは、企業・事業場で実施されている労働災害防止のための安全活動の「見える化」の取組事例を募集し、広く国民から投票を募り、安全活動優良事例選考委員会(仮称)において評価、選考を行うことにより優良事例を決定します。
これにより、事業場の安全活動の「見える化」への取り組みを活性化することを目的としています。
▽実施スケジュール(予定)▽
募集期間:平成28年9月1日(木)~平成28年10月31日(月)
投票期間:平成28年12月1日(木)~平成29年1月31日(火)
結果発表:平成29年3月上旬
本コンクールは全業種が対象となりますので、この機会にぜひ応募してみてはいかがでしょうか?
詳細については、下記「『見える』安全活動コンクール」特設ページをご確認ください。
「『見える』安全活動コンクール」特設ページ
http://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzenproject/concour/oubo.html