健康【コラム】

自分の呼吸を意識したことありますか? 不調の背景に呼吸力の低下があるかもしれません

この頃疲れやすく、すぐにイライラしてしまいます。
そんな時、メディアで「不調の原因には悪い呼吸が隠れているかも」と見ました。
それは本当なのでしょうか?

その不調の原因の一つは呼吸力の低下が原因かもしれません。
普段は意識することのない呼吸ですが、現代人は年齢問わず呼吸力が低下しがちと言われています。
今回は、「呼吸力」とは?から呼吸力アップの日常生活のコツをお伝えします。

普段なかなか意識することのない呼吸ですが、呼吸力が衰えると呼吸が浅くなり酸素を効率的に全身に運搬できなくなります。
そうなると、身体の健康はもちろんメンタル面の健康にも大きく影響を及ぼしていると言われています。

質の悪い呼吸が健康に及ぼす影響

上記でもお伝えしましたが、呼吸の質が悪くなると心身に影響がでてきます。

健康に及ぼす影響例:

  • 疲れやすくなる
  • 集中力の低下
  • 各臓器の働きが低下する
  • 全身の活動が抑えられる
  • 不安感が増したり、イライラしやすくなる
  • 自律神経のバランスが乱れ、不調や様々な病気につながる

自分の呼吸力チェックをしてみよう

□ 普通に歩いていて息が苦しくなる
□ 重いものを運んでいるときに息が切れる
□ 少し急ぎ足になると息が切れる
□ ちょっとの階段や坂道で息が切れる
□ 大きな声でしゃべると、息が切れたり咳き込んだりする
□ 長時間、机やパソコンに向かっていると息が詰まる
□ 入浴中に息が苦しくなる
□ 怒ると息が苦しくなる
□ 不安や緊張を感じると、息が荒くなる
□ 理由はわからないが、ときどき息苦しくなる

上記でチェックが多いほど呼吸力が低下している可能性があります(心臓の疾患などがある場合を除く)
また、原因としては、加齢や喫煙、運動不足、過度な不安感やストレス、前かがみの姿勢(スマホ・PCの長時間使用)があります。
現代人に当てはまる項目がたくさんありますね。

生活の中で意識したい呼吸力向上のコツ

自分の生活に取り入れられそうな項目から是非チャレンジしてみてください!

  1. 有酸素運動
    例)ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳など
  2. 歌を歌う(苦手な人は「あいうえお」を一音一音大きく・長く発声する方法もおススメ)
  3. 楽器を吹く
  4. ヨガや瞑想
  5. 香りでリラックス 
    香りは五感の中で唯一「本能の脳(大脳辺縁系)」に直接作用します。
    そのため、呼吸を深めることにとても適しています。
    例)リラックス系の精油:ラベンダー・アングスティフォリア、ベルガモット、 
    プチグレンなど(精油の使用には注意事項があるため、はじめに必ず確認しましょう)
  6. 風船や吹き戻しで呼吸筋を鍛える

これを機会に自分の呼吸を意識し、呼吸力向上を図ってみてください。

ABOUT ME
【保健師】砂川 菜美
市の保健センターにて勤務後、現在は産業保健師として活動しています。 赤ちゃんからお年を召された方まで、幅広い年齢の方々の健康に携わってきた経験を活かし、それぞれのライフスタイルに寄り添った情報提供ができればと思います。 【保有資格】看護師、保健師、第一種衛生管理者、人間ドック健診情報管理指導士、NARD JAPAN認定アロマアドバイザー