胸部レントゲン検査についてのさまざまな質問にQ&A形式で解説します。

肺に何が起きているの?胸部レントゲン検査でひっかかった場合の改善方法は?今すぐ実践できる具体的方法を紹介
自覚症状はないけれど、胸部レントゲン検査の結果に何か書いてあった
胸部レントゲンで何を調べているのか、いまいちよくわからな...

胸部レントゲン検査で分かる怖~い病気!医療職が詳しく解説します~慢性閉塞性肺疾患・肺がん・肺結核~
肺の疾患というと、呼吸が苦しくなるなど自覚症状がありそうですよね。しかし、なかにはかなり進行してから初めて自覚症状が出る疾患もあります...
【Q1】胸部レントゲン検査で影が映った場合、どのような病気が疑われる?
胸部レントゲン検査の異常で疑われる疾患はたくさんあります。
代表的なものは、肺炎・肺腫瘍・肺結核・COPD・肺のう胞や心臓の異常などがあります。
レントゲン検査の結果を見ただけでは、疾患を正確に判断することができないため、精密検査を行う必要があります。
また、胸部レントゲン検査では、肺の血管や治った炎症が影として映りこむこともあります。
【Q2】胸部レントゲン検査で息を止めるように言われるのはなぜ?
レントゲン検査の時には、「大きく息を吸って、はい止めて」と言われますよね。
これは肺の端まで膨らませて検査をするためです。
通常の呼吸では、肺全体に空気が入っているわけではありません。
意識的に深呼吸をして、肺全体に空気を入れた状態で、部分的に空気が入っていない場所は、何かの病変がある可能性があります。
もちろん、写真なので途中で動くときちんと写らないので、大きく息を吸った後には少し息を止める必要があります。
【Q3】肺の影ってできたり消えたりするもの?
下記のような場合、影ができたり消えたりすることもあります。
- 健康診断の胸部レントゲン検査では影が写ったが、再検査をしてみると何もなかった場合
- 上気道や気管支等の炎症による影だった場合(炎症が治まると影は写らなくなります)
- 撮影の角度によって、気管や気管支と肋骨などの陰影が重なって、腫瘍のように見える(合成影という)場合
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